ようこそ土山研究室へ
自動車や船舶などの乗り物から、ビル、タワー、吊り橋などの大型建築物、さらには身の回りの家電製品や家具まで、様々な人工物に対して強度を担い、その形状や構造を保持する役割を果たしているのが構造材料です。なかでも鉄鋼は、現在使用されている構造用金属材料の95%を占めており、社会的に最も重要な材料のひとつです。近年では、省エネルギーやCO2排出規制の問題から、構造物の耐久性や燃費・効率の改善が強く求められており、鉄鋼材料をはじめとした構造材料の特性向上は喫緊の課題となっています。本研究室では、次世代の新しい鉄鋼材料の創製を目指して、新規的な合金設計・熱処理技術の開発、ナノスケールでの組織評価と組織制御、実験および計算的手法による力学特性発現機構の解明などの研究を実施しています。
研究室紹介動画(YouTube) 2020年8月作成
TOPICS
D3・馬くんの論文がMaterials Science & Engineering: Aに掲載されました!
2025年9月1日
Temperature dependence of work hardening controlled by nitrogen-induced dislocation structure in austenitic st …
熱処理に論文が掲載されました
2025年8月23日
炭素を含むマルテンサイト鋼の飽和磁化に及ぼす焼戻しの影響 高木節雄, 増村拓朗, 土山聡宏: 熱処理, Vol.65 (2025), pp.284-290.
ISIJ Internationalに論文が掲載されました
2025年8月19日
Change in dislocation density via ausforming in Fe-5%Mn-C alloy with lath martensitic structure M.Takanashi, R …
修士1年大瀧真登くんが日本熱処理技術協会第97回春季講演大会で口頭発表優秀賞を受賞しました!
2024年5月28日
発表タイトル:SUS304の温間加工によるオーステナイトの熱的安定化 受賞一覧はこちら